BUMP OF CHICKENがツアー中に行ったSNSの充実度がすごかった話

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みなさんこんにちは!私のデビュー記事でもお伝えしたのですが、愛してやまないBUMP OF CHICKENのツアーが2017年9月~2018年2月まで開催されました。ありがたいことに今回のツアーに複数回参加できたのですが、ライブの時間だけではなく、”ライブ以外”でも楽しめるコンテンツが満載だったのでご紹介したいと思います・・!

Instagram:その日の体験を熱が冷めないうちに共有

BUMP OF CHICKENは2017年5月に公式のInstagramを開設しました。オリンピックバンドと呼ばれ(3~4年に1度しかツアーをしない)、生存確認が取れなかった10年ほど前を思い返すとSNSを使用すること自体がとんでもないことなのですが、発信しているものもとても画期的でした。

ツアー初日~2017年内には、ストーリー(24時間しか表示されないコンテンツ)でバックステージや演奏中の写真が掲載されました。
さらに、ライブがあった日は公演終了後、その日のうちにライブの写真が投稿されました。しかもInstagram専用のカメラマンを起用するという豪華っぷり・・!

まだ興奮が収まらないうちに”その日の景色”を見ることでよりしっかりと記憶され想いが深まります。メンバーがステージ上から撮影した動画もその日の内に投稿されました。
ステージから近いライブの時には、映ったかどうか確かめるのも楽しみの1つでした!

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#BUMPOFCHICKEN #PATHFINDER #PF_STM

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そしてツアーファイナルへ向けて、約1か月前からGRIDという1枚の画像を複数枚に切り分けて投稿する手法を使用し、メンバー4人を順番に載せていきました。
写真にはツアー日程が書いてあり、終了した公演には線が引かれていることで最終日が近づいていくことを演出しており、ファイナルへ向けての感情の持っていき方が上手だなーと感じました!

Twitter:Instagramよりフランクなコンテンツ発信

BUMP PF CHICKENのTwitterアカウントはスタッフ公式アカウントとメンバーであるCHAMAさん(Ba)のアカウントの2つあります。スタッフ公式アカウントからは、会場ごとのブロック割りや交通・天候情報など基本情報を発信していました。


CHAMAさんのアカウントからは、毎回会場で撮影した写真がその日の感想とともに投稿されました。(結構この儀礼的ではない感想が嬉しかったりするのです・・!)グッズの販促もCHAMAさんの担当で自らがモデルとなり着用写真とともに宣伝されていました。

アカウントの立ち位置をしっかり分け、ファンが混乱しないように使い分けていてとても情報を探しやすかったです。

ツアーの一体感を創り上げるWebサイト

公式サイトでは今回のツアーの特設サイトが開設されています。そこでは各会場でライブが終了すると、ニュースサイトや他SNSには載っていない、メイン公式カメラマンが撮影してくださった写真が掲載されています。
ツアー全体で1枚のアルバムのように感じられ、参加していない公演でも空気感を味わえたり参加した公演では「この曲の時だな~」と思いを馳せることができました。

SNSへの広がりを前提としたお祭りのような会場

会場ではファンがSNSに投稿して楽しむコンテンツが用意されていました。会場ごとのハッシュタグと日付が添えられたフォトブースがあり、会場に来たファンはライブの記念に撮影することができました!その日の公演後、SNSでは感想とともにフォトブースで撮影した写真が数多く投稿されています。

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. . . 2/11終わってから左3人でご飯食べに行ったんだけど、もはや22時15分ぐらいでご飯屋探すのにドタバタして、ラストオーダーギリギリのお店入ったの思い出(笑)(笑) . . そんでもって3人揃ってちょっと工作やらお菓子を近くのリスナーの方々に配ったのも思い出(笑) そしたらお兄さんから工作のお返しでお肉奢って貰えて最高でした、お兄さん!!! . 自分駄作だったのに喜んで貰えてとても嬉しかったし、実はその人とTwitterフォロワーさんだったり、新しくフォロワーさんになったり2/11は公演が終わってもとても楽しい思い出でした🎊 . 初対面でもとても優しいよね、リスナーの皆様って🤦🏻‍♀️✨ . . . #bumpofchicken #pathfinder #PF_STM

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また、ニコルという公式キャラクターがぬいぐるみで販売されているのですが、遊び心たっぷりのスタッフさんが見本のグッズの間から顔を覗かせるように飾ったり、名古屋公演ではしゃちほこを被らせたりしていました。(もともとファンがハンドメイドで服を作って着せたりしていたのに気づいたのだと思います。)それをファンが撮影してSNSに投稿し、会場にいないファンがその投稿を見てSNS上で交流するなど、会場内外で多くのファンが楽しんでいました。

ニコルたち

また、ニコルのバリエーションが増えたことで可愛さが爆発し、宮城公演ではなんとニコルのぬいぐるみが完売したのです!(笑)

ニコルのグッズが発売開始された2016年のツアーでは東北公演がなかったことも影響しているかと思いますが、今回のツアーでは在庫をたくさん準備してくれていたので、SNSの力も少なからずあると思います。

ファンとの両想いコミュニケーション

今回のツアーでは、全体的にたくさんのコンテンツを発信してくれたと思います。もちろんライブ自体もとても良いものでした!!セットリストも1日目・2日目それぞれで違ったり、その中でもツアーを経ていくことで変わる曲があったり、季節と連動させた曲を披露したり。
しかしライブの中身だけではなく、各メディアで異なる投稿をしたり、会場ごとにハッシュタグを作りその日のライブを盛り上げようとする空気づくりを公式側からしてくれていました。
ライブ前後の楽しみ方も公式側から発信してくれたことで、ツアーへの満足度がぐっと上がったと思います。

何より驚いたのは、”発信の早さ”でした。まだ記憶が新しいうちにライブの情景を思い返すことができ、ライブ前後も含めて体験が色濃く残りました。最近はInstagramでストーリー機能が導入されるなどリアルタイムさが求められている中、その流れをうまく取り込んでいたと思います。ファンとのコミュニケーションを活性化させ、より良好な関係を築けた、そんなツアーだったと感じました。

楽しかったーーー!

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さぬき

居酒屋ではだし巻き卵とエイヒレを必ず頼む1993年生まれの青森系女子。女性目線でのマーケティングをできるよういそいそと勉強中。流行り物はとりあえず好きになる。今年の目標は”丁寧な生活・いい暮らしをする”こと。
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