【米最大級のセール】ブラックフライデーとサイバーマンデー

Holiday Sale
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はじめまして!ウフルでインターンをしているマーケティング部のニヘイです。

今回いきなりのMCラボデビューですが、「面白い!」と感じたことは今後どんどん紹介していこうと思います。

アメリカ発「ブラックフライデー」「サイバーマンデー」

この記事のタイトルにも入っているこの二つの言葉。初めて聞く方も多くいるのでないでしょうか。
私自身もこの言葉を知ったのは最近になってからです。

ブラックという言葉を聞いて、マイナスのイメージを持つ方も多いかと思います。
しかし、この「ブラックフライデー(Black Friday)」「サイバーマンデー(Cyber Monday)」という二つの言葉は、むしろポジティブなイメージが非常に強いのです。

「ブラックフライデー」とは、アメリカで11月の第4木曜日にあるサンクスギビングデー(いわゆる感謝祭)の翌日の金曜日を指します。
アメリカで、一年のうち最も買い物が行われる日であり、クリスマスセールを含む年末商戦の開始日とされています。
この動きは比較的最近からで、1960年代のアメリカ、フィラデルフィアで始まりました。

ここでの「ブラック」は、小売業が儲かり多くの店が黒字になるということから、この「ブラックフライデー」という言葉がついています。
小売業者にしてみれば、感謝祭のプレゼントの売れ残りを一掃セールで売ることもできるので、小売業者にとっても大幅な値引きが受けられる消費者にとっても、メリットが大きいのです。

また、「サイバーマンデー」はその感謝祭の次の月曜日を指し、「ブラックフライデー」がリアルだったのに対し、オンラインショップなどイーコマース上で行われるセールの開始日とされています。
この「サイバーマンデー」は、2010年にAmazonがイギリスでセールを始めたことに端を発し、越境ECサイトにより、世界中に広がり続けています。

ちなみにイギリスでは昨年、この二つのセールを合わせ、24時間で11億ポンド(当時のレートで約2,035億円)もの売上があったようです。

参考:The Telegraph `What is Cyber Monday, when is it and what are the best deals?
サンクスギビングデー

日本でも「ブラックフライデー」、「サイバーマンデー」を盛り上げよう!

実はこのセール、日本でも楽しむことができるのです!

日本語にも対応している海外通販サイトBUYMAや、アメリカの大手おもちゃ販売企業トイザらス、調理用品・化粧道具・衛生用品などの刃物を中心に販売している日本の貝印がすでに始めており、その驚きの割引率を実感することができます。イオングループも今年から取り入れることを発表しています。

日本でも徐々にではありますが広まってきているようです。

とはいえ、まだ日本ではそこまで一般的でないからこそ、さきがけとなれば話題性は高いはずです。

また、今や当たり前になっている越境ECも利用することで、日本だけでなく、海外に自社の製品を一気に広めるチャンスにもなります。

やはり重要となってくるのはSNSなどを活用したソーシャルメディアマーケティング!

ソーシャルメディアマーケティング
現在、TwitterなどのSNSやこういったブログなどから人々の会話や行動のデータを分析し、トレンド予測や自社のブランディングなどに活かすソーシャルメディアマーケティングは当たり前になりつつあります。

10月にあったハロウィンや今回ご紹介したブラックフライデー、サイバーマンデーといった季節のイベントにおいては、ソーシャルメディアマーケティング、そしてその先のソーシャルリスニングが非常に重要になります。
それは、こういったトピックに対し、人々の関心は短期集中的に極めて高くなるので、短期間での話題形成および消費者間の話題把握が必要となるためです。

そうしたソーシャルメディアマーケティングにおいて、アメリカの良い先例があります。
その施策を行ったのはアメリカ最大のアウトドア用品販売店REI(アール・イー・アイ)です。

REIは、アメリカで一年のうち最も消費者の購買が盛り上がると言われているブラックフライデーにあえて全店舗を休業するという驚きの行動に出たのです。

REIの狙いとソーシャルメディアの活かし方

REIは「アウトドア用品を扱う自分たちは店の外にその価値を見出すべき」だとし、全店舗を休業する代わりに自分たちで#OptOutsideというハッシュタグを作り、そこにアウトドアの写真を投稿してほしいと呼びかけました。

この思い切った施策は大きなインパクトを与え、SNSでの数多くのシェアやツイートにつながり、長い目で見れば自社の企業価値を高めることとなりました。

ソーシャルメディアを活用したマーケティングとして、見事に成功を収めたと言えるでしょう。

これは一企業の例ですが、全体としても、ウフルが導入支援のパートナーとなっているセールスフォースのマーケティングクラウド(詳細はこちら>>)のレポートによると、昨年2015年は前年の2014年に比べ、ブラックフライデーに関連するツイートが20%以上も上昇しました。

参考:Tom Hasselman `Momentum Builds On Black Friday Conversations, Best Buy Takes the Lead From REI

* * *

しかし、これはあくまでさまざまな企業が行っている施策のうちの成功例の一つです。

ソーシャルメディアのデータ活用を試みるも、得られるデータがあまりに大きいがゆえに情報過多になり、効果的に運用することができていないなど、なかなか成功につなげられていないケースも多く見受けられます。

ブラックフライデーやサイバーマンデーの日本普及において成功を収めるためには、ソーシャルメディアマーケティングを効果的に用い、ソーシャルリスニングを行いながらPDCAを回していくことで、目的に合った最適な施策を考えていくことが重要です。

ウフルには、このような分野のエキスパートであるマーケティングコンサルタントが多数在籍しています。(このMCラボブログのライターもその一員です。)

マーケティング関連のさまざまなご相談を受け付けていますので、お困りの際はぜひご連絡ください。

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Nihei

ウフルのインターン生。普段はウフルのマーケティングを担当。アイルランドに行った際にその文化に魅せられてしまった。コーヒーとビールが大好き。そして新しいモノ好きで、気になったものはすぐに衝動買いしてしまう。旬のトピックが好きなので、最新の情報を随時お伝えしていきます。
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