もしも料理男子がマーケティングオートメーションを使ったら?

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「他称」料理男子の筆者です。毎日まめに料理しているわけではないですし、上には上がいておこがましいので自分からは言いませんが、料理は好きです。

せっかくなので公私混同してアイキャッチとして自作料理写真を公開してみます。
(Facebookでもこんなにアップしてません(笑))

cooking

■料理の面白さ

料理のどこが好きだろうと考えてみたら、以下のポイントが好きだと気づきました。

● これをこう作ったらおいしいぞ?という「ビジョン」からスタートする
● 想像通りかそれを超えたときの「ウマっ!!」の瞬間が最高
● ビジョン→プロセス→効果測定まで一貫して経験できる
● なにがうまくいったか、なにが悪かったか、結果と原因の因果関係がわかりやすい
– 効果測定→改善案を次につなげることができる
● 道具で幅が広がる
– 新しい道具によってできることの幅が広がる
– 既存の道具をいままでと違った使い方でまたまた幅が広がる

まとめると、こんな本もあるように、料理は原因と結果が明確な科学であると同時に、「ビジョニング」という、クリエイティビティを刺激するプロセスから始まるプロジェクトであるところが面白いのだと、個人的には思っています。

cooking_for_geeksCooking for Geeks ―料理の科学と実践レシピ (Make: Japan Books)

■恋人との餃子作りが楽しいわけ

ちょうど最近話す機会があったのですが、まわりの女子に聞くとほぼ全員恋人と餃子を作ったことがあるそうで、しかも口を揃えて「楽しかった」と言います。そりゃ楽しいだろうなーと妄想力を働かせつつ、「何が楽しいのか?」をおカタく分析してみると、下記プロセスの最初から最後まで一貫して共有できることが楽しさの秘訣なのではないかと考えました。

process_cooking

また、会話の中では、野菜を細かく切る作業に疲れたので「次はフードプロセッサー必須!」という意見も。これはまさに「効果測定」による「改善提案」ですね。

そう、料理は使う道具も大事です。

で、あれ?このプロセス何かに似てると思ったら、自分が導入しているマーケティングオートメーションの導入プロセスがまさに料理のプロセスと同じことに気づきました。料理で使う道具が大事であるのと同様に、マーケティングで使う道具も大事です。

ではでは果たして、マーケティングオートメーションツールとはどんな道具でしょうか?

■料理とマーケティングオートメーション

マーケティングオートメーションツールとは、顧客一人一人に対して最適なコンテンツを最適なタイミング、最適なチャネルで提供できるよう、そのプロセスを自動化するものです。

(参考)
マーケティングオートメーションでできること・メリットについてはこちら(セレンディピティとマーケティングオートメーション)もお読みください。

先のプロセス図に、マーケティングオートメーションの導入プロセスを追加したのが下図です。

process_marketingautomation

もちろん一番大事なのが最初の「アイデア出し」「ビジョニング」であることと、次に活かすための「効果測定」が重要であることも料理のプロセスと共通しています。

いままで手作業でメールを出していたところを、セグメントごとに適切なタイミングで自動でメールを配信できるようにするマーケティングオートメーションツールは、まさに「マーケターのためのフードプロセッサー」と言えるかもしれません。(ちょうど野菜のみじん切りをプロセッサーにまかせるように。)

しかも、フードプロセッサーがアイデア次第でさまざまな使い方(餃子以外の料理にも応用)ができる道具であるところも、マーケティングオートメーションツールに共通していると言えます。

「フードプロセッサー レシピ」で検索すると、それはもう色々な使い方が出てきますね。
「なにをつくろう」という想像がかきたてられます!

foodprocessor_recipe
※ cookpadで「フードプロセッサー」を検索した一例。

マーケティングオートメーションツールも、メール送信だけでなく、LINEへのメッセージ送信ができたりモバイルアプリへのプッシュ通知ができたりと、フードプロセッサーに負けず劣らず万能なツールです。

そうとわかれば、どんなマーケティングプランを実施しようか、想像がかきたてられたりしないでしょうか?

■美味しい料理を食べるために

料理同様、マーケティングでも一番重要なのは「なにをつくろう」という最初のビジョニングです。

そしてここも料理と同じですが、一回つくって終わりでは美味しい料理は食べられないので、原因を分析しながら何回も改善していくのが重要となります。

マーケティングオートメーションツールという「フードプロセッサー」を使って、一緒に美味しい料理をつくりませんか?

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フルタ

2005年早稲田大学商学部卒。プログラマ出身のデジタルマーケティングコンサルタント。 ウフルではマーケティングプランニング部に所属しており主にマーケティングオートメーションの導入PMを担当。お客様のマーケティングを日夜支援しています。
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