みなさんこんにちは!すっかり忘年会シーズンになりましたね。私も今月の飲酒量が一気に増え、今から年始ダイエットについて考えています。
私は地元・青森の友人と毎月、美味しい日本酒を飲むためには高いお金を払うことも厭わない、”日本酒会”を開催しています。土地柄なのか、私の地元の友人はお酒が強い子が多く、日本酒をよく飲んでいます!(先月行ったお店は、食事も美味しいのはさることながら、昨日入って来たばかりという、メニューに出していない日本酒を紹介してくれるところがポイント高かったです!)
みなさんはKURAND SAKE MARKETをご存知でしょうか?こちらのお店、『日本酒100種類飲み比べし放題、時間無制限、持ち込み自由』が特長の日本酒専門店なのです!
首都圏に8店舗展開していて日本酒以外にも梅酒・果実酒も用意しているなど、カジュアルに日本酒を楽しむことができるのです!
今まで日本酒とは距離のあった方でも、気軽に楽しめるようなお店が増えてきています。
実際の日本酒の消費量とは・・・?
数年前から日本酒ブームと言われていますが、実際のところどれくらい消費されているのでしょうか。
最近は若い世代の飲酒率低下が指摘されていますが、毎日新聞の記事によると、男性の急落に対し、女性はほぼ横ばいとのこと。その背景について「自立していて、ある程度のお金が自由になる女性が増えた。こういう層は、安酒を大量に消費するような男性層と違い、少々値段が高くても、おいしい食事に合うお酒を好みます。量より質の消費に貢献しているのです」と分析されています。
全体的に見ると減少傾向にある日本酒の消費量ですが、実は特定名称酒はどんどん消費量が伸びているのです!(特定名称酒とは:本醸造酒、特別本醸造酒、純米酒、吟醸酒、大吟醸酒の8種類のことを言います。)女性が、自由にちょっといい日本酒を愉しみやすい環境になりつつあるのですね!
「酔女」や「おちょこ女子」という言葉が出来たり、直近1年で「日本酒 女子会」をGoogle検索すると2,720,000 件ヒットするのです!先ほどご紹介したKURANDでも、女性向けの日本酒に関する記事を投稿するなど、日本酒が女性の間でブームになっているようです。おちょこ女子なんて初めて知りました(笑)
日本酒のイメージ変化
個性的なネーミングにおしゃれなパッケージデザインが新しい「新政酒造」をご存知でしょうか?私も「新政酒造」の『No.6』が大好きなのですが、ほんのりワインを感じさせるような味わいといい意味で日本酒らしくない現代感にすっかり虜になってしまいました。
今や女性にも人気の高い「新政」ですが、もともとは女性を強く意識して製造していたわけではないそうです。
新政酒造の代表取締役の佐藤さんご自身がマニアックな日本酒ファンだったからこそ、デザインに時間をかけたり、細かく酒造りの指示を出す。”日本酒を作る側”として自分の作りたいお酒を追求し続けた結果、”マニアックなファン”に愛され、さらにファンの幅も広がったのではないでしょうか。
日本酒ブームの先駆者として名前が必ず挙がると言われている「新政酒造」ですが、味の改革だけではなく、「新政」としてこだわりを追求し続けた結果、女性の”量より質の消費に貢献する”志向にもマッチしたのだと思います。
Image by:2017年12月15日 新政酒造株式会社オフィシャルサイト
見た目も女性向けを意識
女性の間で日本酒ブームだと世間が賑わうのに伴い、酒造側も女性向けを意識した展開が見受けられます。
酒造会社の辻本店では、女性店主とタッグを組み、女性をターゲットとした日本酒を開発したそうです!アルコール度数も初心者が飲みやすいよう14%とやや低く、ラベルも”SNS映え”を意識した華やかなデザインにするなど工夫しています。可愛いラベルには思わず目が行ってしまいますね!
こちらはこの前私が友人と行ったお店で紹介されたのですが、ラベルが雪だるまなんです!!季節的にもばっちりだし、雪だるまの絵もなんともいえないゆるさで可愛い・・・。私が頼んだわけではないのですが、1回で名前もラベルも覚えちゃいました!
まだまだ続く、日本酒ブーム
新政の社長さんが伝えているように、日本酒が好きな人の特徴として、一度日本酒にハマるとコレクターのようにマニアになっていくように思います。日本酒は種類や取扱店も様々ですので、飲み歩くのが楽しくなってハマっていきます。酒蔵も新商品の開発やターゲットを変化させた新展開など、進化を続けています。
女性への手土産として日本酒をおすすめするといった記事や日本酒女子会に参加したレポートなど、情報の発信も活発に行われています。
(ちなみにスパークリング日本酒で言うと、宮城のすず音が大好きなので差し入れお待ちしております!)
次々と新しい銘柄や色んな人が楽しめるような種類が増えていて、日本酒ブームはもう少し続きそうですね。みなさんも自分の日本酒の愉しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか!
さぬき
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