デジタルマーケティングとWebマーケティングの違いは?

NOWAY
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我々ウフルのマーケティングクラウド本部は、いわゆる「デジタルマーケティング」のコンサルティングをおこなっている。しかし世の中には「Webマーケティング」という言葉も存在している。
皆様はこの2つの言葉の違いを説明できるだろうか。概念的なふかぁーい話になる可能性もあるのだが、今回は、その違い(使い方というか概念の違い)にフォーカスして話を進めてみたいと思う。

Webマーケティングとデジタルマーケティングの違い

1999年後半から2000年前半にインターネットが普及し、消費者にとって重要な購買チャネルになっていた背景から、企業はマーケティング活動にインターネットを取り入れるようになった。
それがWebマーケティングと呼ばれるものであり、自社のサイトにていかに訪問者に購買を促すかが重要な目標であった。
サイトへの誘導は従来の重要な広告媒体であるテレビから行われることが多く、Webマーケティングとはあくまでもユーザーがアクセスした後にどうするかを考えるのがメインであり、ユーザーの行動の「一部」を分析して施策を決定するものだった。
具体的にはWeb広告(リスティング、バナー広告など)やSEOがその代表的な例だろう。そのほとんどが消費者の購買行動における最後の部分、つまりコンバージョンにフォーカスしているものであった。

Webマーケティングの最大のメリットは、効果測定が容易にできる、という点である。どれくらいの投資でどの程度の獲得(コンバージョン)ができたか、つまりROIを簡単に把握することができるようになった。
AIDAモデルで言うと、最後のACTIONの部分にほとんどの手法が集まり、その部分は激戦区となる。アドテクなどに代表されるように、効率化・自動化が進み、クライアントは効果の見えるWebマーケティングに多額の投資をするようになり、あっという間にレッドオーシャンと化した。
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そして、時代は進化し、SNSやツールの普及によって、人々の購買行動が連続的に把握・分析できるようになってきた。どの媒体からどのような情報を得てどのようにSNSで情報共有し、どのルートからサイトへ到着し、いつ何を買ったのか。そしてCRMやSNSのやり取りでユーザーとどう関係を築けるかまでを考えるようになった。
このような「包括的」なとらえ方がデジタルマーケティングである。AIDAのすべてを網羅していくという考え方の基に、全体を戦略的に設計していくことが求められるようになったのである。
言い換えると、Webマーケティングはデジタルマーケティングの中の一部分であるということになる。

デジタルマーケティングとUX

デジタルマーケティングを成功させる上で重要なのがUX(ユーザーエクスペリエンス)である。
背景には、モノと情報の飽和がある。プロダクトやサービスはすぐに真似され、ありふれたそれらではユーザーの心には残らない。
現在のデジタルマーケティングは、ユーザーがネットを通じて最高の体験を得られることを重要視する必要があるという、マーケターにとって非常に難易度の高いものとなっている。
「面白いものがある」「とても鋭い意見がある」「楽しいイベントがある」など、思わず他人に知らせたくなるような良い体験をユーザーへ提供するということだ。それをUXと呼び、デジタルマーケティングにとって重要なポイントと考えられている。

体験を通じて商品・サービスへの認知を高め、購買をさせ、自社のロイヤルカスタマーになってもらうこと。さらに他者へ紹介してもらい、潜在顧客を増やすこと。このような行動を促すには、デジタルマーケティングを一連のマーケティング装置のようなものだととらえる必要がある。
データ取得・観察・分析・施策の決定・効果検証をシームレスに行うことが求められるのである。

マーケティングのプラットフォーム活用の必要性

ITの進化によってこれまでより膨大な量のデータを蓄積し、リアルタイムで解析、顧客を観察できるようになった。購買意欲のある消費者に何を促せばよいのか、ヒントが明確に把握できるようになってきている。
また、シームレスにデジタルマーケティングを行うために、顧客行動を連続的に分析し、施策の決定をサポートしてくれるプラットフォームが活発に開発されており、CRMや営業支援の面でもSalesforce.comなどのツールをうまく活用していくことが求められる。

一方で、プラットフォームを本当に使いこなせているか、データを真に活用できているか?という点においては、多くの課題が残る現状である。ウフルのeMIは、このような課題に真正面から向き合っているプロダクトである。
デジタルマーケティングは、ユーザーの真の気持ちを理解することにその本質がある。ただ動線を辿り単発的に効果測定するだけでなく、ユーザー体験へのアプローチまでを視野に入れて、全体的に評価し、どう改善していくのか、というふかぁーい話になるのである。

この記事を読んで、デジタルマーケティングの真価にご興味をお持ちいただけた方は、まずはお気軽にお問い合わせいただければ幸いである。

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ウフルのOB(2016年1月末卒業)。1980年岡山県出身。青山学院大学ビジネスクール(ABS)卒。MBA、PMP(R)、プロキックボクサー(現役、NEXTLEVEL渋谷成田組所属)。専門分野はプロジェクトマネジメント。ただいまウフルシック中。
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