2016年もソーシャルリスニングで遊ぼう

あけましておめでとうございます
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2016年になってもう10日以上経つので、挨拶は割愛するが今年もよろしくということになる。
今年は暦が非常にイケてなく、4日から出勤の会社が多かったのではないだろうか。土日が、2日と3日という、まさに「最悪」な暦ということになるが、それは一般の皆様の感覚で、むしろ私のような仕事の鬼は新年早々に働くことができるわけで、とても喜ばしいことなのだ。

さて、このマーケティングクラウドブログも昨年中に50記事を突破して、着実にファンも増えてきているようなのだ。ファンレターと仕事の依頼はいつでも受け付けている。
今年も有益な情報を皆様に提供するために努力を惜しまない所存である。

、、、、
と言って意気込んでみたものの、新年早々頭が働かないという方もまだ多いのではないだろうか。こういう時は頭のリハビリをするに限る。
久しぶりにRadian6を使うという方も多いだろう。今日はもう一度ソーシャルリスニングを使ったマーケティング活動についておさらいをしよう。

まずはおさらい、ソーシャルリスニングの使い方

今日のテーマは「あけましておめでとう」とする。恐らく多くの皆様がソーシャルメディアでこの言葉を使ったのではないだろうか?
まずは基本の、時系列グラフで話題量の推移を計測してみる。

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(c) Radian6 by salesforce.com 以下同様 ※今回は語を区切らず「あけましておめでとう」を一つなぎとして調査

当たり前だが、年越しの瞬間が最も話題が大きくなる。

しかし、トレンドを観察する際に注意するのは、それ以外の要因。この場合だと1月4日~5日あたりで話題が2,000ほどになっているポイントがある。これはなんだ??

次に、話題が多くなっているポイントを見ていく。どのような話題かを見るにはConversation Cloudを使うのだ。

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「球体目指して頑張ります」
「顎ない」

一体なんのことだろう?

次は、そのキーワードを含む実際の投稿を見ることにする。
するとこの話題上昇のポイントがわかるというわけだ。

渡辺直美さんの、少し遅れた、あけましておめでとうの挨拶が多くのリツイートを集めているようだ。

このようにして、ソーシャルリスニングを使えばどのような話題がインターネット上で話題になっているかを瞬時に調べることができるのだ。

昨年から熱心にこのブログを読んでくれていたファンの皆様は、そろそろ勘を取り戻せたのではないだろうか。

さてと、頭の体操はこのくらいにして、本年最初のブログということになるので、今年のウフルならびにマーケティングクラウド本部での取り組みをご紹介しようと思う。
昨年は、マーケティングオートメーション、なかでもソーシャルとOne to Oneに焦点を当ててきたが、今後はよりデータという点に着目して、お客様に価値提供をしていこうと考えている。

Art of Data

ウフルの2016年の大きなキーワードは、IoTとArt of Dataということになる。
IoTに関しては、すでに一般的にも浸透し始めているかもしれない。また、大きなリリースが昨年あったように、ウフルとして力を入れていくということは周知されているだろう。

さて、Art of Dataという言葉は初めて聞く方も多いだろう。昨今ビッグデータの時代と言われているように、日本において、我々が触れる情報の量は、2012年から2017年の5年で3.5倍に増えると言われている。※出典:日経新聞社

この増え続ける情報をどう処理するか、どのように扱うかという点には取り組む意義が大いにある。データは正しく、有効に使うことができれば、我々ビジネスに従事する者にとって大きな武器となるが、反対に、データと正しく向き合うことができないと、ただのノイズの中で、ごみに埋もれてしまうように、あるいは効率を下げるような事態を招くかもしれない。
ましてや、競合がデータを大きな力に変えるとなると、そのデータは味方どころか大きな脅威となってしまうこともありえる。
そうしたデータをより直感的に、真の意味で活用するためにウフルが提唱するキーワードがArt of Dataなのだ。

ほんとうにトレードオフ?データとクリエイティブの関係

データが重要と言う一方で、ビジネスには直感、つまりクリエイティビティが必要だという考え方もある。私も同感だ。しかし、現在は、データとクリエイティビティが同居するという状況をあまり見ることはない。まるで右脳と左脳、論理と感情のようにトレードオフの関係のように捉えられているのではないだろうか。

我々が提唱するArt of Dataはまさにその既成概念を覆すものになっている。データを直感的に、誰にでもわかりやすく感じてもらえるように、加工して表示するということにチャレンジしていこうというものだ。
独自技術である、enebularがデータ同士の結合を非常に簡単にすることで、直感的に有機的にデータをつなぎ合わせることを可能にしている。
そして、我々コンサルタントが、どのデータとどのデータとの関係がお客様のビジネスに大切かということを導いていくというものだ。

具体的に言うと

例えばあなたが作った広告が、どのような広告メディアを通じて、どのようなソーシャルメディアを経由して、売り上げやあなたがKPIとする指標に結びついているか。そのジャーニーの中でどのタッチポイントが重要かということを視覚的に判断でき、次の施策を効率化する有効な判断材料とすることができるのだ。

すでにいくつかのプロジェクトは水面下で動いている。もしも、この概念に興味がある方がいらっしゃれば是非、新しいデータ革命を「協創」していきたいと考えている。
その場合は、気軽に弊社にコンタクトをとっていただきたい。

今年も皆様のマーケティング活動のお役に立てる情報を発信していく所存であるので、是非ウフルとマーケティングクラウドラボをよろしくお願いいたします。

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NOWAY

ウフルのOB(2016年1月末卒業)。1980年岡山県出身。青山学院大学ビジネスクール(ABS)卒。MBA、PMP(R)、プロキックボクサー(現役、NEXTLEVEL渋谷成田組所属)。専門分野はプロジェクトマネジメント。ただいまウフルシック中。
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