スター・ウォーズの魔法

Wolfe
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いよいよ『STAR WARS/フォースの覚醒』が公開されました。ご覧になったでしょうか?私はまだ観ていませんが、年内には観る予定です。決して、私だけが年内に観る予定ではないはずです。前売券が大分前から完売しています。
さて、この映画のシリーズのアピールは一体何なんでしょう?MCラボがお調べいたします。

その前にまずは自己紹介を。私はかつてウフルのマーケティングクラウド本部の本部長、現在はグローバルアライアンス担当を務めておりますウフルのウルフと申します。アメリカで生まれ育った40代の男性です。大学で日本語を専攻して、日本には合計15年ほど住んでいます。サイエンス・フィクションのジャンルは結構好きな方です。「オタク」というほどではありません。多分(笑)。

新たな希望

きっと、この記事を読まれる方の一部はスター・ウォーズの一作目、「新たな希望」が出た1977年に、まだ生まれていなかったでしょう。もしかしたら半分以上の方が生まれてないかしら?
私は当時、7歳の子供でした。公開された時、私は小学校1年生の終わりの頃でした。恥ずかしながら、最初に観た時のことははっきり覚えていません。ですが、近所の友達は、「僕7回も観たよ!」とか「すごかった!」の様な発言をしていた覚えはあります。さあ、なぜ親はもっと早く連れて行ってくれなかったのかが未だに謎です。とにかく、スター・ウォーズは大ヒットでした。

グッズの効果

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※画像出典:Star Wars original action figures – and how the box is worth more than the toys

当時、私はもちろんマーケティングのことは分かっていませんでしたし、マーケティングという職種もきっと今と比べると、とても幼稚なものだったと思われます。それでも、振り返ってみると、色んなマーケティング施策は打たれていたはずです。
ただ、その施策は「Lucasfilm」(ジョージ・ルーカス氏の制作会社)が打った施策ではないはずです。お金を払って広告を出したのではなく、スター・ウォーズの人気を利用して、他の会社が自分の製品を売るためライセンス費をルーカスに払います。
その一つが、「Action Figures」と言えるでしょう。結構テレビっ子でしたが、テレビCMで見て、フィギュアが欲しいと言った覚えはないですが、いつの間にかそのフィギュアを持つ様になっていました。ガムの様に、スーパーのレジ辺りに置いてあったのでしょう。
クリスマスプレゼントとしてもらった覚えはあります。あまりにもマイナーで、人気のないキャラクターだったので、怒って、泣いた覚えはあります。せっかくのクリスマスプレゼントだったのに。子供ってひどいですよね。

今と違って、当時はまだファミコンの様なゲームシステムは普及していなかったので、玩具で遊んでました。玩具で遊んでる内に、段々スター・ウォーズに対する親しみが深くなっていきます。そして、また観たくなりますし、次のエピソードへの期待感も増します。

なんでもあり

もう一つは食べ物です。スター・ウォーズの一作目が公開された翌年、家族でカナダのフランス語圏にあるモントリオールに半年間住んでいました。印象的だったのは、箱の表に “La Guerre des Etoiles(星の戦争)” と書いてあるシリアルでした。中には、ステッカーか何かが入っていたと思います。子供だった私はもちろんステッカーを欲しがりました。
この様に、直接的にマーケティングを行わなくても、間接的にマーケティング効果は得られてきたのでしょう。

人気の長持ち

ただ、これだけでこのシリーズの38年という、とても長いスパンに渡って 人気が保たれていることを説明できません。しかも、当時子供だった私の様な人がもう大人になって、自分の子供もスター・ウォーズのことが好きになって、一緒に楽しむケースもよく見ます。ただし、私が7歳の子供だった1977年から38年さかのぼって父がその時見ていた映画を一緒に楽しむ、というのは想像できません。あえて考えられるのは、その15年前に初公開されたジェームズ・ボンド007シリーズの映画です。
ということで、スター・ウォーズには、他のものにない、世代を超える良さがあると言えるでしょう。さ、その良さとは何でしょう?
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※画像出典:George Lucas tries to explain the real meaning of the Star Wars saga

ストーリー命

色々調べると、スター・ウォーズが作られるまでとても奥の深い歴史があります。
ジョージ・ルーカス氏は大学生時代、映画の勉強をしていました。その時、友人の紹介で黒澤明氏の映画を知ることになりました。『隠し砦の三悪人』や『七人の侍』と言った”時代劇”にはまって、ものすごく影響を受けました。
“時代劇”から「ジェダイ」やダースベイダーの兜、それから侍の武器である刀がライトセーバーに化ける等、日本の文化から様々なものが取れ入れられています。さらに面白いのは、黒澤氏は若い頃、お父さんと一緒に洋画の無声映画や西部劇を見て、その影響を受けています。
ルーカス氏は、映画監督である黒澤氏の天才的ストーリーテリングの技術を学びました。それを最先端のSFXと映画を作る技術に合わせることによって、我々の心に響く作品を作ることができたのです。
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※画像出典:本多:ダーダーダー、ダッタラーダッタラー♪
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※画像出典:Darth Vader’s armor

黒澤監督
※画像出典:「黒澤明、生誕100年」の特集記事を読む

ウフルのマーケティングクラウド

ウフルは技術の会社であり、最先端のツールのプロではあります。 ですが、スター・ウォーズと同様に、ストーリーなしの技術だけで、成功するマーケティングキャンペーンが生まれる訳ではないと理解しています。
だから、デジタルマーケティングの天才、クリエイティブ、ソーシャルリスニングの豊富な経験を持った人員を揃えた会社にしました。リスニングを行って、顧客のニーズをしっかり把握して、そこから心に響くストーリーを練るコンサルタントがいます。マーケティングメッセージをその顧客のニーズに合ったぴったりのタイミングで、最適のコンテンツを届けるカスタマージャーニーを作るプロもいます。さ、「遠い昔、はるか彼方の銀河系」の様なマーケティングをやめて、ウフルへコンタクトして、未来のマーケティング施策を一緒に作りましょう!

※参考
スター・ウォーズ・シリーズ(wikipedia)
Watch: George Lucas Talks The Mastery Of Akira Kurosawa For The Criterion Collection

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ウフルのウルフは、言語学者で、日本語、英語以外にも色んな言葉について詳しい。コミュニケーション能力は高く、人に教えることが大好き。21歳の若さで初めて日本に来て、関西、九州、そして東京に住んだ経験もあり、日本の生活を楽しんでいる。ガジェットフリークで、今後のIoTのポテンシャルにすごく興味がある。競争も好きで、色んなスポーツ、特にアイスホッケーやトライスロンをやっている。ウフルでは、マークラ、アライアンス、採用、エンターテインメント等、色んな役割を任務としている。
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