思い出のセブ旅行記-セブ・パシフィック航空編-

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私は夏が好きだ。
もうすっかり10月、秋になってしまった。最近は得意のスティーブジョブスファッション※1に戻している。この前まで、Tシャツとハーフパンツでうろうろしていたのに。
※1 タートルネックのロンティーにジーンズ、私はNEW BALANCEは履かない。

今年の楽しかった夏の思い出に浸りながら、日々パソコンに向かっているのだ。夏の終わりは新しい夏への準備期間なのだ。
しかし、なぜ日本には四季があるのだろうか。四季があるのはいいが、冬が寒いのだけは納得がいかない。気温が低いことで一体誰が得をするんだろうか?
もしも湘南あたりが常夏特区で、冬が来ないで年中暖かい、むしろ暑いくらいだったとしたら、全財産をつぎ込んで家を買う※2か、DJ TAIZOの家※3を不法占拠して、俺も湘南ボーイとなるところだろう。
※2 家を買うほど財産は無いという説もある。
※3 DJ TAIZOは湘南ボーイだ。
SAKI
「ちょっと!なにさっきからブツブツ言ってるんですか。さっきからというか、朝からずっとブツブツ言ってるんですよ!ちゃんと仕事したらどうですか??」

なんだうるさいな、人が妄想の世界に浸っているというのに。

!!!
ゲッ、やばいサキさんだ。サキさんはマーケティングクラウド本部の門番と呼ばれていて、サキさんがその気になれば請求書を握りつぶしたり、納品書を燃やしたりすることも可能※4になるのだ。
※4 まだ実行には移されていない。

N「すいません、夏が終わったなんて信じられなくて。」
S「夏夏っていつまで言ってるんですか、もう10月なんですよ。」

確かに言われてみれば、もう10月だ。日本の夏は8月までと決まっているのだ。

S「いつまでもグチグチ言ってないで、とっととブログを書いてください。みんな忙しそうで、暇そうなのは井上さんだけなんですから。」

そうは言われても、私のテンションは夏の終わりと共に下がっている。私のテンションと気候との間に相関性があるということが言えるだろう。

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※気温と私のテンションを散布したもの、正の相関が観察できる。
※あまりにも暑すぎると、若干テンションが下がるようだ。

ううむ、それにしても、ブログのネタを考えようにもどうもテンションが上がらない。しかし、私のようなスーパーコンテンツマーケターはそんなことを言ってはいられない。
マーケティングができてかつコンテンツも作れる、日本に数人しかいないとされる※5 希少なマーケターの一人として、プライドにかけて何とか面白いコンテンツを作らなければ。
※5 独断。

こういう時はRadian6を使う前に、シルバーウィークに旅行した時のことを思い出してテンションを上げてみよう。

私は今年のシルバーウィークにセブ島へ行ってきたのだ。フィリピンのセブ島は常夏で年中暖かく、かつビーチエリアとシティエリアがあり、1度に両方楽しめる、最近お気に入りのバカンススポットになっている。
また、日本人向けの英会話留学で有名なように、英語をしゃべれる人が多く、日本語は通じないので、英語警察※6 にマークされている私には絶好の英語トレーニングの場所となっている。

エリック
※6 グローバルアライアンスのエリックGM。私の英文メールを厳しくチェックしている。

そんなこんなで思い出の世界へ。


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おお、テンションが上がって来たぞ。
この美しい黄色の機体を持つ飛行機はセブ・パシフィック航空のものだ。そう、今回はLCC※7 のセブ・パシフィック航空の格安チケット往復約2万8千円の購入に成功したのだ。
こんなにお手ごろに、楽園セブ島へ旅行できるなんて夢のような話だ。この感動をもっと多くの人に伝えたいので、マーケティングのお手伝いをする機会があればいいな、などと希望を膨らませてみる。

※7 Low Cost Carrier 格安航空会社のことを指す。大手の航空会社に対抗して、サービスの簡素化、運行の効率化により、低価格運賃を実現している。もともと、規制産業だった航空業界だが、1970年代後半から米国で規制緩和の動きが活発になり、航空会社の数は約10倍に増えたが、その後淘汰が起きている。航空キャリアは差別化がしにくい(人を運ぶだけ)かつ、参入撤退の障壁が低いため、競争の激しい業界の典型として挙げられる。

セブ・パシフィック航空は定期的にプロモチケットをオンラインで発売している。彼らのキーワードは運行の効率化なので、とにかく席の稼働率が命である。
以前は、ギリギリになって空席を安く売るという手法でプロモチケットが使われていたが、最近では、オンラインリセールサイトなどが多くのトラフィックを持ってきたことも影響して、プロモチケットを早いタイミングで発売して、確実に稼働率を上げ、かつ割引率も引き下げるという方向にシフトしているように思える。
ちなみにLCCはもともと安い上に、プロモチケットをゲットすると信じられないくらい安くなる。

というわけで、ようやく私の専門のマーケティングコミュニケーションの話に戻る。プロモチケットは当然、格安なので、購入するほうとしても競争が激しい。
そこで、今回はRadian6のアドバンスユーザーに知っていただきたいアラート機能を紹介しよう。

■プロモチケットが発売になる→ソーシャルメディアで話題になる→素早く察知してサイトをチェック

ということだ。
Radian6のアラート機能を使えば、特定のキーワードを含んだ投稿をリアルタイムで発見し、それをメールで知らせてくれるのだ。
これで私は仕事をしながら次のセブ旅行の計画を立てることができるということになる。

ceb_p1
(c) Radian6 by salesforce.com

1.まずはConfigurationで「セブパシフィック」「プロモ」などのワードを登録したTopic Profileを設定する。
2.Dashboardでグラフを設定し、River of Newsを開き、SettingでManage Alertsを開く。

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3.Postを収集したときに、30分ごとにアラートをメールアドレスに送るよう設定する。
※Alert Typeを”Daily”にすると日次での時間指定配信となり、”As it happens”にすると配信タイミングは1分から任意で設定できる。

たったこれだけで、

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このようにメールアラートが届くようになるのだ。

すばらしい機能である。
多くの事例ではリスク監視などに使われているが、そこをプロモチケット監視に使うのは、まさになんとかとハサミは使いようと言うことになる。

SAKI
S「井上さん!!Radian6を私物化しないで下さい!アカウント取り上げますよ!!!」

やばい、また怒られた。アカウントを取り上げられるとホントにまずいので今回はこのあたりで。
後半に続く!

※弊社ではVOC(Voice Of Customer)によるリスク監視の事例も豊富にございます。ご検討の企業様は是非お問い合わせください。セブ・パシフィック航空のマーケ担当者の方からもご連絡お待ちしております。

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NOWAY

ウフルのOB(2016年1月末卒業)。1980年岡山県出身。青山学院大学ビジネスクール(ABS)卒。MBA、PMP(R)、プロキックボクサー(現役、NEXTLEVEL渋谷成田組所属)。専門分野はプロジェクトマネジメント。ただいまウフルシック中。
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