Marketing Tips – マーケティングオートメーションをフレームワークで理解する

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今回の記事を書こうと思ったきっかけはフルタさんが前回書いた記事「Marketing Tips:プロダクト・プレイスメントとは?」です。

最近こんな感じでリレー方式も多くやらせてもらっております。エモジマさんありがとう。ちなみに、毎月の投稿でネタがなくなってきているからって、カラオケいっていきなり履歴参照してヒント得るようなことをしているわけでは断じてない。

このリレー方式、実際の流れとして整理すると下記になるのですが、なにも考えていないようで実はこれ、あるフレームワークに則って実施しているのでした。

  • 前回の記事を参考に
  • 自分の記事のネタを考え
  • 記事を作って推敲する

さてそのフレームワークとは?

問題解決フレームワーク:IPO

マーケティングにおいては、古今東西さまざまなフレームワークが利用されており、有名どころだと下記などがあります。

■マーケティングで使えるフレームワーク例

PEST、3C、4P、SWOT、バリューチェーン、アンゾフの成長マトリクス、プロダクトポートフォリオマネジメント、AISAS

でも今回は、ここにあげているもの以外のフレームワークとデジタルマーケティングの関連性について書いていきます。

それは「インプット・プロセス・アウトプット(IPO)」です。

もともとはプログラム設計で使われる考え方で、一般的な問題解決フレームワークとしても使われる「インプット・プロセス・アウトプット(IPO)」ですが、ご存知でしょうか?もしくは日常の生活や業で意識したことがあるでしょうか。

このフレームワークに、記事を作成する流れをあてはめると以下になります。

IPOイメージ

■IPOの例
IPOの例

身近に存在しているこの考え方、デジタルマーケティングにおいてもこのフレームワークの理解は重要だったりします。

デジタルマーケティングとIPOとの親和性

デジタルマーケティング領域にはマーケティングオートメーションというツールがあります。

MA(マーケティングオートメーション)がもてはやされて流行って何年か経ちますが、その実何ができるのか?どんな仕組みなのかについては、まだ「知らん!」という読者のほうが多いのではないでしょうか。

CCCM

そのMAですが、実はIPOにあてはめることで概要が理解しやすくなります。

IPOで理解するMAの例

なお、データ量によってはMAの前にDMP(データマネジメントプラットフォーム)をはさむ場合もありますが、その場合でもIPOの流れは変わりません。

また、実はアウトプットして終わりではないところがマーケティングオートメーションの良いところなんです。

アウトプットをインプットにするという発想

IPOサイクル
マーケティングオートメーションにおいてはアウトプットである施策効果をそのままインプットとして次の施策に使うことも可能です。たとえば、施策Aでコンバージョンまで至った人をインプットとして次の施策Bを開始する、など。また、別システムのアウトプットをインプットとして使うのも大事です。

そうして写真のように、IPOのサイクルをぐるぐる回すことで、徐々に大きな成果を出すことができます。

IPOサイクル図

まとめ

今回はマーケティングオートメーションの仕組みと使い方をイメージしやすくするために、記事を書きました。

(最近インプットしてないなあ。インプットのためにフレームワークならぬフィールドワークにいってみようかしら。
街に繰り出して、どんなマーケティングによってなにがどの層向けに流通しているのかを知ることをフィールドワークと呼んだりします。 )

さあ、この記事リレー、次は誰がバトンを受け取ってくれるのかな?

注意:そういう遊びではありません。

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フルタ

2005年早稲田大学商学部卒。プログラマ出身のデジタルマーケティングコンサルタント。 ウフルではマーケティングプランニング部に所属しており主にマーケティングオートメーションの導入PMを担当。お客様のマーケティングを日夜支援しています。
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