ブランディングとは何かを考える【お客様のみにあらず!3つの意義】

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本日の話題は「ブランディング」だ。
マーケティングを生業とするものであれば避けて通れない提案内容となる。
ブランディングは「お客さまに対してのみ実行する」という認識をお持ちの方も多いと思うが、実際は、社内に向けても様々な意義がある。前者をエクスターナルブランディング、後者をインターナルブランディングと呼ぶ。
今回は総合的なブランディングのメリットに焦点を当ててみよう。

1.他社との差別化

ブランディングの大きな目的は「同じカテゴリーの他の商品やサービスとは違う独自性」を明確にするということである。「他では得られない価値がある」と顧客に感じさせることで、選んでもらえる確率を上げるのだ。

■目に見える価値と見えない価値
独自性や価値というのは、目に見える場合もあれば目に見えない場合もある。
前者の例として、健康機能を付加した食品などが挙げられる。健康に良い独自の成分を配合することにより、普通の食品よりも健康管理に役立つことを訴求し、健康に配慮した食生活を送りたいユーザーをターゲットにする。この手法は現在ではさまざまな食品・飲料カテゴリーで見られる。
後者の例として、コカ・コーラの持つイメージを考えてみよう。同社のテレビコマーシャルは一貫してターゲットを若者にしており、リズムの効いた音楽とダイナミックな人物の動きが特徴的だ。そのような要素を通じて躍動感・爽快感をコカ・コーラのイメージ価値として訴求し、長期間にわたって認識されている。同じ商品でも訴求の方法論で「顧客の感じ方」は全く違ってくるのだ。

2.利益の増大に付随して人材も集まりやすく

ブランディングを通じて自社製品・サービスの持つ価値を訴求することは、社会への認知度を高めていくことにつながる。認知度を上げていけば賛同する顧客の数が増え、売り上げや利益も徐々に伸びていく。

■有利な営業が可能に
ブランディングされていないと営業の場面での提案・売り込みにも苦労することがあるが、ブランドとしての価値が生まれてくればどのようにアピールすればよいかが明確になり。また、多くの顧客に支持されていることを客観的なデータで示すことができれば、営業での説得力が増し、結果として自社の企画提案が通りやすくなったり交渉で有利な条件を引き出しやすくなるだろう。

■人材獲得におけるメリット
ブランドの魅力を知って集まってくるのは顧客だけではない。このブランドのもとで働きたいと希望する人材も多くあなたの会社を訪れることになる。さらには、ブランドの魅力に共感している人が働くことで、ブランドの魅力をより高めるられる可能性もあるだろう。

3.社内の士気が上がる

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前述した営業交渉や人材の獲得にも関連することだが、ブランディングがしっかりなされた商材やサービスを持っていることは、社内の士気を高めることにも繋がる。

■「弱い商品」で苦悩するのは現場の人間
他社の商品と似たり寄ったりな商品を扱う場合、思い入れがあまり生まれず、企画や営業にも苦労することもあるのではないだろうか。
自社の人間ですら魅力をよくわかっていないようなものが簡単に受け入れられるほど、市場は甘くない。場合によってはその商品のライフサイクルは苦難に見舞われることだろう。
そして社員はすぐに他の仕事に移り、その商品のことを思い出すことすらないかもしれない。
自社ならではの魅力をしっかり打ち出すことは、そうした現場の社員の思い入れや仕事のしやすさにも影響してくるのだ。

■ブランディングは士気向上の「好循環」を生む
ブランディングされている商品だと、社員は「自分たちは他社にはないオリジナルなものを取り扱っている」という自負を持てるようになる。
自社の商品やサービスへの愛着は、社員同士の方向性をまとめることにも繋がり、意思決定もスムーズに進むようになるだろう。ユーザーの反応などで具体的なプラスの成果が見えてくると、さらに社内の士気が上がるという好循環が生まれるようになっていく。

ブランディングがもたらす総合的な価値の向上

ブランディングをしっかり行うことで、結果として営業・企画・生産などの各プロセスが効率的に稼働するようになり、社外へのアピールも力強いものとなっていく。
ブランディングは対外的に「売上や利益をもたらすもの」と捉えられることが多いが、実際は、それを支える地道な営業交渉などの内部的な、「社員が力を発揮しやすくなる」という重要な側面もあるということを、認識しておくべきなのである。

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ウフルのOB(2016年1月末卒業)。1980年岡山県出身。青山学院大学ビジネスクール(ABS)卒。MBA、PMP(R)、プロキックボクサー(現役、NEXTLEVEL渋谷成田組所属)。専門分野はプロジェクトマネジメント。ただいまウフルシック中。
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